退屈日記

慣れないブログで退屈な日記をつらつらと

健康診断フィロソフィー

健康診断というのは一種学生時代の定期考査のような趣がありますね。

一年の生活習慣の成果を数値で表される。実に緊張と期待と困惑の渦が巻いております。

私だけですかね?

 

体重だとか腹囲だとか血圧だとかに一喜一憂してしまう。歳をとったということかしら。

別に長生きしたいということではないんですが、やはりA判定もらえると嬉しいじゃないですか。

私の周りの50代以上の人に話を聞くとまあ揃いも揃って血圧を下げる薬を飲んでいる。8割近くは飲んでるんじゃないかな。こういった薬って一回飲むことにすると一生飲むこになるらしい。なかなか自分の努力で古くなった血管やらなんやらをピチピチにするのは難儀であるらしい。

歳をとるのは無情である。

 

人ごとではない。私もタバコを嗜むのだがどうもこれがやめられない。あれは不思議なものだなあ。美味しく思うのはほんのひととき、あとはマズイのものを貧乏性ゆえに最後まで吸うのである。ほとんど苦行である。遅効性の自殺行為である。でもやめられない。

どうしたものかなあ。

 

タバコを吸うというのは一種のロマン的行為なんでしょうね。誰でも最初はかっこいいからという理由で吸い始める。私も例外ではない。

最近の映画でいえば「風立ちぬ」の堀越二郎や「オッペンハイマー」のオッペンハイマーなんかが渋かった。そうそう「ジョーカー」なんかも良いですね。男は映画のああいった姿に憧憬の念を抱いてしまうんじゃないのかなあ。ファッションの一環としてのあこがれですね。

そういった点から言うと電子タバコというのはどうも気に入らない。第一かっこよくない。

大の大人が喫煙所の周りで紙パックのジュースを飲んでいるようでいささか滑稽である。完全に個人的見解です。

 

話は逸れるけれど(そもそも逸れているけれど)電子書籍というのもあんまり好きではない。

紙の本だからいいのだ。理屈抜きで。技術革新というのはモノの情緒というものを奪っていっているような気がしてどうも受け入れづらい。

懐古てきなんだろうか。私のようなものが老害と呼ばれる人になるんだろなあ。気をつけねば。

 

まあとにかく健康診断です。一年の総括です。

良い数値ばかりでありますように、2日後に迫った今思うのでした。